ソフトタイプのコンタクトレンズを常用していると、目の乾きが気になることがよくあると思います。ドライアイになっている人も多いと思います。
そんなドライアイの人達に人気があるワンデータイプのレンズといえば『プロクリアワンデー』。
なぜプロクリアワンデーは人気が出ているのか。
理由は2つあります。
このページではその2つの理由を解説しながら、コンタクトレンズで目が乾く原因や含水率だけで選ばない方がいい理由、プロクリアワンデーの特徴が分かるようになっています。
ソフトコンタクトレンズはなぜ目が乾く?
コンタクトレンズを使っている人の多くが、使用中の目の乾燥で悩んでいます。
目の乾燥を我慢し放置することで症状が悪化し、慢性的なひどい目の疲れや視界が白くかすむ、目の奥が痛む、さらには頭痛など日常生活に支障をきたすようになってしまいます。
特にソフトタイプのコンタクトレンズは最初から水分を含んだ素材でできており、それが時間の経過とともに少しずつ乾いていくため、乾きを感じやすい素材となっています。
ただこの時、目の周りに水分(涙)があればレンズはそれを吸収して本来の潤いを取り戻すようになっているのですが、昨今は仕事でも日常でもパソコンやスマートフォンで目を酷使することが多く、瞬きが少なくなってしまうことから、周りに水分がほとんど残っていない方も少なくありません。
そのため、直接目に装着しているレンズが乾いて、疲れ目や乾燥の症状を引き起こすようになるのです。
ハードレンズの方が目が乾きにくい?
一方、ハードレンズの場合は、元から水分を一切含んでいないので瞬きをするたびにレンズが眼球上で動いて涙の生成を促すようになっていますので、あまり乾燥を感じにくいという利点があります。
しかし、先述したようにパソコンやスマートフォンの使用で瞬きが減ってしまっていると、ソフトコンタクレンズ同様に乾きを感じることもあります。
ハードレンズはその性質上、すぐにずれてしまうこともあり、スポーツが趣味の方には向いていません。
また、装着感はソフトレンズの方が圧倒的にいいので、異物感を感じやすい方にもハードレンズは向いていません。
そのため、ドライアイの症状が辛いからハードレンズに変えようとしても容易にはいかないのです。
こうしたことから、ドライアイの症状を抱えつつも我慢しながらコンタクトレンズを使っている方は多いです。
実はこうした症状を改善することで評判となっているレンズがあります。
それがプロクリアワンデーです。
プロクリアワンデーがドライアイの人に愛用されている理由
プロクリアワンデーのこうした評判は、使用者が口コミなどでいい評判を残しているからというだけではなく、実は日本でいう厚生労働省のような役回りを持つアメリカのFDA(米国食品医薬品局・アメリカの政府機関)が認めた科学的な根拠もあるのです。
では、どういった仕組みでプロクリアワンデーがドライアイの改善に効果があるのかというと、その秘密はレンズの素材にあります。
理由1 プロクリアワンデーの素材
プロクリアワンデーのレンズは、瞳の角膜細胞をモデルにしたPCハイドロゲル素材が使われています。
もともと人の体内にある細胞を模倣したことによって、人の体に馴染みやすいレンズとなっているのです。
さらに同様に人体に馴染みやすい新しい保湿素材MPCポリマーが配合されています。
この素材はヒアルロン酸の約2倍ともいえる高い保湿力を持っており、レンズを乾燥から守ることができるのです。
このようにプロクリアワンデーは素材から瞳の健康を妨げない環境づくりができるレンズとなっているのですが、もう一つ、他のレンズとは違った特徴があります。
それがレンズの構造です。
理由2 プロクリアワンデーの構造
プロクリアワンデーの構造は、他のメーカーのレンズと違って角膜の構造を模してつくられているため、レンズ内の水分が蒸発しにくくなっているのです。
昨今はドライアイに悩む多くの方のために、レンズ自体に含まれる水分率である含水率を高めたレンズが増えていますが、先述したようにコンタクトレンズに含まれる水分は時間の経過とともに減少していきます。
そのため、含水率が高いと逆に乾いていく過程でレンズが本来の形を保つために周りの水分を多く吸収してしまうこともあり、より乾燥を感じやすくなってしまうこともあるのです。
一方、プロクリアワンデーはレンズの素材やレンズ構造自体に工夫を凝らすことでドライアイの改善ができるようにとつくられています。
ですので、ドライアイの方はもちろん、そこまで症状は酷くないものの長時間の使用で乾燥を感じてしまうといった方にもよく使われるコンタクトレンズなのです。